百人一首物語その73 「霞」

さる山奥に、養蚕で栄える山村あり。
ある年、その村の蚕が全滅した。
村長は、都より陰陽師を招いた
陰陽師は、村から見える山の頂の桜を指さした。
「あの呪われ桜を切れ」
村人たちは、桜は村の守り神だと反対した。
陰陽師は、ならば、と山と村の間に縄を張り、「3日、この縄跨ぐべからず。3日のうちに、霞かかれば良し」と言い、自らは山に入っていった。
3日後、山を下りた陰陽師は、2日目に霞かかりたる事を聞き、報酬を得たとの事。



「高砂の 尾上の桜 咲きにけり 外山の霞 たたずもあらなむ」

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中


%d人のブロガーが「いいね」をつけました。