百人一首物語 その91「きりぎりす」

秋の虫の鳴き声が、遠く聞こえる。厳しかった残暑もようやく過ぎ去り、クーラーを消して、窓を少し開けて寝る事が出来るようになった。
もういい加減、寝よう。
読みかけの本を置き、ベッドサイドの明かりを消す前に、傍らで眠る俺の嫁に、おやすみのキスをして、俺は、一人寂しく眠りにつく。
俺の嫁は、なんで抱き枕なんだろう。
「きりぎりす  鳴くや霜夜の  さむしろに  衣片敷き  ひとりかも寝む」
コオロギの鳴く、霜の降る寒い夜。誰に腕枕をするでもなく、一人で寂しく今日も寝る訳だ。
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