むりゃかみゆう
というわけで、twitterすごいなぁ・・・
そんなこんなで、合同会社コンテクチュアズのマスコットキャラクタ「むりゃかみゆう」の2次創作iPhoneノベルゲームを作る事となりました。
まぁ、自分で言い出した事ですけど。こういうのは勢いですね。勢い。
なので、その日のうちに予告編書いておきます。
【『むりゃかみゆうの海猫館殺人事件(仮)』予告編】
「こんにちは! むりゃかみゆうです! 原稿取りに来ましたー。あわわわわ(ズデー)。うわーすみませんすみませんー!」
「おい、お前。波止場は滑りやすいんだ。走るな」
「すいません、でも1人で立てまーあわわわ(ズデー)」
「危ねぇから俺と手繋いどけよ」
「あ、ありがとう・・・」
俺の手を握ったその小さな手が、とても熱かった事を今でも覚えている。
それが、俺と、むりゃかみゆうの出会いだった。
俺の編集としての初仕事は、さる高名な小説家の原稿を取りに行く事だった。
その小説家は有名な人嫌いで、絶海の孤島に、数人の使用人と一緒に住んでいるのだという。普段は、人に会わないその小説家が、一年に一度、夏至の日に大手四社の担当に会い、手渡しで一年分の原稿を渡す事になっていた。
そして、その大役に、新人の俺が選ばれた。
もっとも、俺は、直前にノロウィルスにヤられた先輩の代役に過ぎない。
しかも、その小説家が住む島は、まさに絶海の孤島で、ここに来るまでに、俺は四時間も船に揺られ、死ぬような思いをした。
だが、それでも俺は嬉しかった。あの偉大な小説家に生で会えるのだ。そして、その瞬間、俺は間違いなく「担当」なのだ。こんな誇らしい事があるだろうか。
しかし、その思いを、この「むりゃかみゆう」がぶっ壊した。
大手四社の中に、知らない会社が交じっていた。しかも担当は、ただの子どもにしか見えなかった。
そして、今にして思えば、この出会いが事件の幕を開けたのだ。
これは、あの夏の暑い日に、絶海の孤島で遭遇した、ある事件の顛末を綴った記録である・・・
「むりゃかみゆうの海猫館殺人事件(仮)」
って感じになるかと。設定もぼちぼち上がってきているので、6月頃には本格的に開発に取り掛かりますよ!
※ご本人の本が出る頃にあわせて公開出来るといいかなぁと思います。意味はあまりありませんが。
心の締め切り的な意味で。
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